大寒 小沢健二「ある光」

2013.01.20 Sunday 06:56
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    本日は、二十四節気の大寒です。今後、と密接な関係のある二十四節気も、折に触れ載せていきます。

    大寒は二十四節気の第24、つまり新しいサイクルが始まる直前に位置します。強いて五行で言えば、腎から肝へ移り変わる直前なんですね。腎は漢方、東洋医学においても、冷え、活動性低下、頻尿、沈鬱など陰証に関連があり・・・五行やら陰証やらは今後、少しずつね。

    「小寒の氷、大寒に解く」とことわざにありますが、気温データでは小寒よりも大寒の方が平均して約1℃低いようです。やはり大寒が1年で1番、寒いんですね〜。風邪に気をつけて。今年は例年よりもインフルエンザが流行るはずです。観測上の定義ではない初雪が、今年は早かったんです。そんな年は必ずそう。嘘つけっ!論文にあるかっ!という人もいるでしょう。でも、そうなっている。自然界の摂理。

    小沢健二。私の青春の1コマ。叔父は世界の小澤征爾(指揮者)、従弟に小澤征悦(俳優)・・・挙げるとキリがない親族がいる希有な人です。
    大寒で思い出した曲があります。バイクにも似た疾走感、環境音楽にも通じるグランジなギター。

    小沢健二「ある光」

    強烈な音楽がかかり 生の意味を知るような時
    誘惑は香水のように 摩天楼の雪を溶かす力のように強く
    僕の心は震え 熱情がはねっかえる
    神様はいると思った 僕のアーバン・ブルーズへの貢献

    春分 小沢健二「春にして君を想う」 告知あり:岡村靖幸TV出演

    2013.03.20 Wednesday 05:45
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      (告知:本日25時55分〜TBS「オトナの!」 岡村靖幸がTV出演 2週連続 貴重。)

      桜本日は二十四節気の第4、春分です。春分、秋分の日には、理論上、太陽が真東から登り、真西に沈みます。

      また、夜と昼の時間がほぼ12時間、半々となります。理論上はね。でも、Wikipediaにも記載があるように、厳密にはズレがあります。

      ちなみに本日、東京での日の出は5時45分(方位89.7度)、日の入りは午後5時53分(方位270.6度)です。ねっ、夜と昼がほぼ半々でしょ?また、ほぼ真東から登った太陽が真西に沈みます。

      日本の休日としての春分、年によって3月20日、3月21日と変化しますが、これは世界的には珍しいそうです。東洋が宇宙、天体の運行を重要視しているためでしょう。人の手の触れない地形や環境、という意味で「自然」という言葉を民衆が使い始めたのは、明治中期以降のことです。

      「Natureとしての自然」、意外に歴史が浅いんですね。西洋が当然として使ってきたNatureを、東洋は(少なくとも日本は)対立するものとして認識していなかった、自分と自然との間に境界線がなかったんでしょう。それが「無為自然」だったんでしょう。

      春の彼岸は、春分をはさんで前後7日間です。西は特別な方角。昔の東洋人は、真西に沈む太陽を見ながら、懐かしい人を思い出したり、いずれ自分が行くであろう極楽浄土を思ったはずです。東京でも桜が咲き始め、梶井基次郎の小説の「桜の樹の下には屍体が埋まっている」ということばを思い出しました。negativeな意味ではないですよ。桜の樹の下で楽しめばいい、思う存分。

      少し線香くさい話となってしまいました。そこで次の曲。オザケンの1998年1月のシングル。これが彼の最終シングルです。売ることに全く興味がなくなったように、911の3年前の1998年、沈黙期に入ります。

      歌詞に「君は少し化粧をして 僕のために泣くのだろうな そんなことがたまらないのだ」とあり、天へ旅立った「僕」を想い、遺された「君」が泣いている姿が描かれています。自分にはそう感じます。彼岸、左岸の曲。21世紀以降の世界に向け、歌っているかもしれない彼の文学。色気、ハンパないです。

      では桜の下で1曲 ♪お酒をちょっと飲んだからなあ♪

      小沢健二「春にして君を想う」

      君とゆくよ 歳をとって  お腹もちょっと出たりしてね?
      そんなことは怖れないのだ  静かなタンゴのように

      薄紅色に晴れた町色 涙がこぼれるのは何故と
      子供のように甘えたいのだ 静かなタンゴのように

      割り切れない話。1オクターヴの深〜い話。東洋は割り切らない(連続性、主観性、宇宙性、無限性)。

      2013.10.16 Wednesday 23:30
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        スーホの白い馬そろそろ東洋医学の話をしなくちゃ!忘れてた!10月11日の記事「デジタル - アナログ」「有限音階 - 無限音階」「西洋医学 - 東洋医学」と対比して書いたネ。

        結論から書くと…君の聞いている音楽って普通は「有限音階」なんだねぇ。
        …えっ?そこから入るの?東洋医学では?…
        まぁそう言わずに。

        ギターの12フレットって、1本1本の弦のちょうど半分の位置なんだけど、ここはちょうど1オクターヴ上の音が出るんだぁね。例えば6弦(一番上、一番太い弦)に指をかけずに弦をはじくと、E(ハ長調なら ミ )の音が出ます。じゃあ問題!

        同じ6弦の12フレットを指で押さえて弦をはじくと…さぁて何の音が出る?

        そう!答えは「1オクターヴ上のEの音が出る」。その間の11の音は、半音ずつ「割り切って」いる。ピアノでいえば、白鍵、黒鍵、白鍵、黒鍵…のように半音ずつ上がっていくんだねぇ。

        このように、1オクターヴなどの音程を均等な周波数比で分割した音律「平均律」とよぶんだね。ほ〜ら勉強になるねぇ!
        「でもちょっとオカシクな〜い?」(女子高生風に言ってみて!…いや君は男だったか!…できれば女の子だけに頼む!)
        だってさぁ、音と音の間ってないの?そもそも1オクターヴを12で「割り切って」いいの?

        そうなんだねぇ!今ちまたにあふれる音楽が「十二平均律」という、当たり前とおもわれている音に完全にのっとられているんだねぇ。この事に関しては以前紹介した『モンキービジネス』(2011年夏号)という雑誌の中で、小沢健二も違和感を表明してるんだねぇ。さすがオザケン!

        そして3度の音、つまりマイナーコード(悲しそうな)かメジャーコード(嬉しそうな)かを決める重要な音がほとんど無視されていた時代、地域もあったようで、普段聞き慣れている音って結構あてにならないモンなんだぁね。

        よくよく考えてみると…「平均律」に規定された音ってデジタル!ほら1月に書いた記事「・・・Mac, iPhone, iPadはデジタルでないの?・・・ジョン・ケージ「4分33秒」 デジタルとdigit(指) ピアノもパソコンもKeyboard」を見返してみると…ピアノを叩く指(digit)は発音上もデジタルと相性がいいんだねぇ。

        ピアノって楽器自体が西洋的なんだねぇ。叩く、決まった場所の音しか許さない。完全に調律しないと場にそぐわない。

        ひるがえって東洋の楽器って面白いものが主役になったりするよねぇ?たとえば胡弓、篳篥(ひちりき)、尺八など。完全に調律しなくても演奏者側で微妙に音を調節できる、良い意味での曖昧さ、ゆらぎがあるのはピアノと相容れない要素かもしれないねぇ。

        ふぅ…つ・ま・り?
        ピアノは有限音階、デジタル、西洋的なんです。
        一方、先日のYMO「LOOM / 来たるべきもの」無限音階、アナログ、東洋的なんです。

        「イヤイヤ!!(×2) YMOはデジタルでしょう!シンセサイザーなんだから!」という声が一斉にあがってるけど…
        あの曲「LOOM / 来たるべきもの」に関して言えば無限音階であるがゆえにアナログ、東洋的だと私は思うんだねぇ。

        どこから曲が始まってどこで終わっているのか分からない。平均律の音と音の間に「無限の音がある」(虚無、宇宙)。… 無限、無に有がある、有に無がある …

        最後に『スーホの白い馬』って話、知ってる? もしあの白馬が「ピアノの弦になりました」という結末だったら、どうも納得いかないでしょう? ピアノって「平均律」だけに「割り切った」話に聞こえるんだねぇ!うまい!座布団あるだけ持ってこい!
        ね?ピアノだとちょっと客観的すぎない?不思議でしょ?

        あの物語はスーホが楽器(馬頭琴)を暖めるように、抱くようにして直接弦をさするから哀悼の感情が共有できるんだよなぁ。「割り切れない」話っていろいろあるんだよ。そう思うんだけど。

        …アレ?泣いてるの? 東洋医学って「割り切らない」医学って伝えたいんだけど…いや…「あなたは煮え切らない男」ってカエシはいらない…

        冬至 小沢健二「痛快ウキウキ通り」

        2013.12.22 Sunday 22:00
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          痛快ウキウキ通り今日は1年で夜が最長の日。そう、24節気の冬至夏至の裏返し。

          72候では今の時節は「乃東生(なつかれくさ しょうず)」。この「なつかれくさ」とは生薬でも用いる「夏枯草(カゴソウ)」のこと。やっぱり日本の風習、日常生活に生薬は溶け込んでいたんだねぇ。

          今日は原宿、青山、渋谷をハシゴしていた私。表参道ヒルズ近くに最近できた FLYING TIGER COPENHAGEN という雑貨屋さん、いやはやメチャクチャ混んでた!トホホ…約30分待ちで入店。

          「ここはディズニーランドか?店内の混み具合は年末のアメ横か?レジ待ちでまた並ぶんかい!」と一人ツッコミしてたぜぃ。日本人って本当に辛抱強いよねぇ。


          店を出たらもう夜?アレ?と思ったけど「そうか、今日は一番長い夜なんだ」と思い出したよ。表参道駅を利用する都合上、表参道のイルミネーションも眺めたんだけど、そりゃあまぁひどい人混みだった!警備員さんが各交差点で群衆に「車道で写真を撮るのはお止め下さい!」と連呼してたよ。

          わたしゃ、おのぼりさん、気逆の人(来年記事にする)が少ない正月にもう1回、ゆっくり行ってみることにするよ。
          クリスマスも近いことだし表参道といったら、こんな曲あっ!この曲、実はよくよく聞くと変。どこが変なのか分かる?クリスマスが明けたら続きを記事にするね。

          小沢健二「痛快ウキウキ通り」

          プラダの靴が欲しいの そんな君の願いを叶えるため
          マフラーを巻いて 街へ出て
          恥ずかしながらもウキウキ通りを行ったり来たり
          喜びを他の誰かと分かりあう!
          それだけがこの世の中を熱くする!
          降りしきる 雪の中 肝心かなめの夜はまだ
          クラクション鳴らして車が走ってく

          歌詞