本紹介5 若林栄四 『不連続の日本経済』

2013.01.28 Monday 00:00
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    若林栄四『不連続の日本経済』を紹介します。不連続の日本経済

    最近の日本株価上昇、円安は御存知かと思いますが、本書の予想内容に一致します。選挙結果が不明の段階で執筆され、初版が先月下旬!スゴイ本です。

    株価、為替など相場の動きは、投資家の動きに連動するものではなく、そうなるからそうなる、「理外の理」を大切にする人です。「投資家が売ったから下がったのではない。相場が下がる日であったから下がった。」と若林氏は考えます。

    2007年、当時1ドル124円台の時に「2011年に75円になる」と別本に書き的中、2010年著『デフレの終わり』で「2012年初頭に最後の円高局面がきて、大転換する」と宣言し、これまた的中させた凄腕の相場師です。時期、上下動の幅は、間違っても良いように通常は誤魔化すものなんですけど、他の著者の追随を許さない男やねぇ、と感心します。

    先日紹介した本の中にも出てきますが、西洋ではかつて忌み嫌われた概念(無理数など)であるフィボナッチ・ナンバー、黄金分割なども、彼は分析に用います。東洋医学の五行に一致するようなペンタゴン(正五角形)も相場に密接な関係があり、彼の分析は占いではないのですが、天体観測のように自分は感じます。


    紀元前後の間に0年を置かなければ、現在の宇宙分析さえ不可能になるのですが、相場を支配する無理数(黄金分割)、フィボナッチなどは、人智を超えた0の世界に通ずるのです。
     

    「イヤイヤ相場とは関係ないでしょ?」と思われるかもしれませんが、「見えざる神の手」が市場には働くんだナァ、これが。

    世界覇権が英国から米国に移っても、基軸通貨がポンドからドルに移行するまで、約30年かかった歴史も若林氏の他書で学びました。今、米国は死んだフリをしてますが、歴史の原則から、基軸通貨はそう簡単に変わらないはずです。

    ただし今後、一国のみが世界覇権を独占可能かは別問題で、おそらく2050年頃の世界はもうグチャグチャでしょう。日本人を狙ったアルジェリアのテロは、その映し鏡に見えて、私、相当こたえました。まぁ奴らは魂までは奪えない。大した野郎ではない。相手にするのも馬鹿らしい(関西風には「アホらしい」)。

    ちなみに私、過去に外国株、コモディティ、FXなどをやりました。しかしデフレの時、日本株が上手く行くはずがなく、日本株には手を出したことはありません。現在、全くポジションはありません。「分からない相場には近づかない。」という格言通り、既に相場から離れて、約4年になりますので、勘は薄れています。

    でも最近、ビンビンきてます。そろそろ相場、動きますよ。デフレ脱却する転換期にいる気がします。投資哲学で大切なことは、「ポジショントークはしない」ことだと思います。ですので、投資意欲が起きても何を買った、と語る気はありません。また本業が忙しくて、相場には近づけないでしょう。泥棒さん、期待に応えられずスミマセン。

    コンドラチェフの波によれば、世界経済は陰に傾いています。インフレに傾く、ということは、リスクを取る人間が利益を得る、預金をすれば金利がつくケースが多いetc、資本主義の自然な形に近づくことを意味します。

    日本でも1946年から1949年にかけて、一気に8倍の円安になった歴史を振り返れば、2016年には1ドル720円となっていても矛盾はありません。1923年、ドイツに起きたハイパーインフレは、そのレベルをはるかに超えていて笑っちゃうくらいです。


    さらにデカルトら以来約400年、この世界を突き動かしてきた行動原理が崩れ、そろそろ新しいルネッサンスが始まるはずなんです。自分の勘では、通貨自体に意味がなくなります。かなり長期的なspanが必要なんですが。

    いずれ紹介します『ワーク・シフト』という本を読んでいただければ、自分の語る意味が分かるかもしれません。アルビン・トフラー、ジャック・アタリ、岡田斗司夫、高城剛など、同じ感覚をもっている人は結構いますよ。

    日本の将来は、東洋医学で言うところの「陰中の陽」になるんではなかろうか、と私は楽観視しています。昨日紹介した曲同様、終焉としてのEND OF ASIAではなく「日出ずる(陽)国」として。


    ジェットコースターかもしれませんが、新しい時代を楽しもうぜぃ。

    お金がなくなる。 神田昌典『成功のための未来予報 −10年後の君は何をしているか−』

    2014.05.20 Tuesday 22:30
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      先月出版されたばかりの本、
      神田昌典『成功のための未来予報 −10年後の君は何をしているか−』
      第1の未来予報 − お金がなくなる − から。

      (以下、引用始)
      想像力のない人は、もらったお小遣いを「これぽっち」と思います。
      想像力のある人は、「お父さんがすごい苦労して稼いできてくれたお金だ」と思って、感謝できます。


      「お母さん、ありがとう」
      「お父さん、ありがとう」


      自分に与えられているもの、届けられているものがあったときに、それをくれた人たち、ものたちに感謝するのは、その人たちの苦労や努力、犠牲を思えるからです。
      想像力のある人ほど、感謝の気持ちは大きくなります。


      感謝は想像力によって膨らむわけです。
      お金というものが、その感謝を記録した媒体であるとすれば、お金はイコール想像力だということをわかっていただけると思います。

      (以上、引用終)