小沢健二は柴田元幸(東京大学教授、現代文芸論研究室)ゼミ出身なのだ!その柴田教授は村上春樹の盟友!繋がっているのだ! 小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」

2013.03.18 Monday 05:55
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    うさぎ私が小沢健二(オザケン)を知ったのは平成元年、医学部生の時でした。当時、Flipper's Guitarで活躍中の彼が、東京大学在学中であることは分かっていました。が、最近まで知らなかったのです。小沢健二、村上春樹の共通項に柴田元幸がいるなんて(柴田教授は昨日紹介した本の著者)。

    小沢健二は柴田ゼミ(現代文芸論)出身なんですね! 私が村上春樹、小沢健二からなぜ刺激を受けるのか、納得しました。アメリカを深く知りながら、アメリカに同調していないんです

    Flipper's Guitarの歌詞にも彼の文学性が垣間見えますが、その造詣の深さはハンパないです(その例)。村上春樹が信頼を寄せる柴田元幸と対等に話す彼、スゴイです。いやー、こういう記事を見ると、人間って上を目指すと新しい地平が見えるって、勇気をもらうね。ホント。

    サリンジャー『ライ麦畑でつまかえて』の主人公ホールデンが、現代に生まれ変わって出てきたと言っても過言でないような存在のオザケン!小憎たらしいガキを演じていました。いやあれは地なのか?そう思わせるくらい、すごい家系の出です。

    ちなみにPizzicato Fiveの曲〈エアプレイン〉の歌詞に、「ふくれ面して黙ってるかと思えば 止まらないほどおしゃべりになる ホールデン・コールフィールドみたいとかなんとか言われてゴキゲンになるようなタイプ」とありますが、作詞者、小西康陽いわく「小沢健二を揶揄した」そうです!そんなオザケン、1998年から一切TVに出なくなったそうです。

    時代の節目を観ていたのでしょう。彼、Flipper's Guitarで活躍中、自身を評していたんです。「紙には強いが、電波にゃ弱い」。電波のTVはウザイってことでしょう。TVって気(電波、陽)のようにフワフワとあてのない、浮ついた時代のメディアでした。クラウド時代(ネットの海、陰)、既にTVはその役割をほぼ終えていると、私は思います。原発事故後、TVの垂れ流した情報、君、信じてる?あのフワフワ、嘘つきを。

    TVに出なくなった彼は、父・小澤俊夫(ドイツ文学者)が編集する季刊誌『子どもと昔話』で小説『うさぎ!』執筆により、「現代の資本主義末期の欺瞞に満ちた社会を風刺」したり、文学性を発揮していますが、プライベートに関しては沈黙を保ってきました。ところが、昨年末、久しぶりにネットに発言し、結婚、子どもが生まれる予定であることを報告しました。HPに掲載されたコメントがこちら

    「妊娠がわかってからもう大分経つのですが、僕としてはただ「女性ってすごいなあ」という感を強めるばかりで、男親および男性というものの役割は一体何なのか、裏庭を通りすがる近所のオス猫などをにらみつつ考えております。(中略)妻は一般人です。従って情報を出さないという選択肢もあるのですが、今どき、そのほうがむしろ誤情報が広まったりします。」

    最後がイイ。私が考えていたこと、その時期が一致して非常に嬉しかったのです。陰の時代にむけてブログを始めるよう背中を押してもらいました。ありがとうオザケン。

    小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」

    ふてくされてばかりの10代をすぎ 分別もついて歳をとり
    夢から夢といつも醒めぬまま僕らは未来の世界へ駆けてく
    月が輝く夜空が待ってる夕べさ 突然ほんのちょっと誰かに会いたくなるのさ
    そんな言い訳を用意して 君の住む部屋へと急ぐ

    category:ベクトル | by:坂本ヒロミツcomments(0)trackbacks(0) | -
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