超大型台風に思う「ほんとのこと知りたいだけなのに 夏休みはもう終わり」 Flipper's guitar "Dolphin song"

2013.09.16 Monday 20:30
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    ヘッド博士の世界塔台風、大丈夫だった? 家の朝顔は伸縮式ポールを短くして、被害をくいとめたし、昨晩からやたらと鳴いていたコオロギちゃん(名なしだけど…「コオすけくん」とでも呼んでおこう)にも、ぶどうのかけらを分けてあげたし(なんのこっちゃ?)、こちらは大丈夫。

    もうとうに秋に入っているんだけど、今日は「夏の終わり」を実感。強風、うちつける雨を体感すると刷り込まれている記憶が立ち上ってくるのかな。夏休みの終わり

    「ほんとのこと知りたいだけなのに 夏休みはもう終わり」という歌詞で終わるこの曲。Flipper's guitarは、このアルバム『ヘッド博士の世界塔』発表直後に解散を表明したんだったっけ。アルバムジャケットをみれば一発で分かるけど、イカレ少年2人組が「お祭り騒ぎはもう終わり」「そろそろ大人になるってことかねぇ」と言っているようにも感じたんだよなぁ(遠い目…)。

    話は変わって、村上春樹の初期3部作『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』に出てくる「僕」と「鼠」、この2人とFlipper's guitarの表現した世界観はどこかで通底、つながっていると思うんだけど…小説をお読みでないか?

    たぶんアメリカ文学に造詣の深い小沢健二がこのバンドにいたこと、村上春樹がサリンジャーなどアメリカの文学者に影響を受けていることがリンクしているんだろう、ね。…んっ?イヤイヤ、『羊をめぐる冒険』に出てくる「いるかホテル」とこの曲のDolphin(イルカ)が関係しているとか言ってるンじゃないよ〜。またまた〜。

    その村上春樹『1973年のピンボール』は1973年9月の「日曜日」にはじまるのだけど、石原千秋さんは『謎とき 村上春樹』でこんな解釈をしているんだねぇ。

    「『日曜日』は日常的な時間と非日常的な時間の境界にある両義的な時間だからである。『僕』はいま日常と非日常の境界線上に立っている。この『小説』で日曜日がことさら強調される意味は、そこにあった。」

    今日、ヒロミツは非日常的な暴風に身をおきながら、「僕はいま日常と非日常の境界線上に立っている。今日は日曜日でも夏休みの終わりでもなく、祝日だけど!」なんて戯れ言を考えたりしてみちゃったりなんかした。格好いいだろう?(ただのパクリ)

    村上春樹『羊をめぐる冒険』で最後に「僕」がすることは…「立ち上がる」ことだったね。台風の終焉とともにやるべきことは…さて衣替えの準備でもしようかね!

    Flipper's guitar "Dolphin song"

     

    ほんとのことが知りたくて
    嘘っぱちの中旅に出る
    イルカが手を振ってるよ さよなら
    真珠と眠りと向こう見ずを
    逆さに進むエピローグへ
    君がわかってくれたらいいのに いつか

    歌詞リンク

    category:Music | by:坂本ヒロミツcomments(0)trackbacks(0) | -
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