「人間、100年くらいでそんな変わらないだろうと思ってるんで。(小沢健二)」 「ノーマルな東洋医学をやっています。(坂本ヒロミツ)」

2013.12.16 Monday 18:30
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    オザケン昨日紹介したインタビューは1995年(平成7年)の小沢健二この年と翌年、2回NHK紅白にも出場してノリにノッテる頃。

    彼がソロ活動を開始する前は小山田圭吾(コーネリアス)らとFlipper's Guitar1, 2)というバンドをやっていて当時は尖っていた。

    そのツンとすました態度、インタビュワーを怒らせる答弁などよく物議をかもしていたんだよねぇ。それも計算してやっていたんだと思う。憎たらしいほどにクレバー。

    だからその後の活動や言動をみて、「ん?」と感じた人は多かったはず。「言動が自由になったなぁ!いや自由すぎる!」と私は嬉しくなった方だけど、彼の輝きに対するネタミなのかヒガミなのか猛烈にオザケンを嫌う人も多かったねぇ。彼の表層を見ていると確かにそう思うだろうねぇ。

    しかし根はマジメ。そして、ただの「おぼっちゃん」ではないんだね。「自由に生きればいいんじゃね?」というロックを今でも感じる。商業主義に毒されなかったロック。オザケンのように、好きに生きると味方だけでなく敵もできる。その通り。それでイインジャネ?

    私も東洋医学を「やること、やるだけ」「もぅ、いいもん創るだけ」と言えるようありたいっす。そしてこう言うのさ。

    「そんな特殊なことをやっているつもりもないですし、ノーマルな東洋医学をやっています。」

    最後、昨日の発言内容を備忘録として掲載(インタビュワーは久米宏)。引用始。

    久米東大でアメリカ文学勉強してミュージシャンになっちゃったのには特に何かあるんですか?」

    小沢「あ、いや矛盾しないんで…そのまま…そんなねぇ全然違うことを始めたって思ってはいないです」(中略)

    久米「大体自分の考えた通りに社会の中をずっと突き進んでここまで生きてきたって感じはありますか?」

    小沢「否(即答)。社会の中とか分からないんで、やることやるだけです。もぅ、いいもん創るだけです。だからねぇ、渋谷系と言われるの本当分からないです。(中略)僕はやっぱり、なんか子どもから老人まで楽しめるものというか、そういうのを作っているつもりなので。そんな特殊なことをやっているつもりもないですし、そんなにいろんな種類の人間がいるとも思っていないので…ノーマルなことをやっています。」

    久米「人間、基本的にはお年寄りから子どもまで考えていることは同じだしね。」(中略)

    FMで小沢健二の歌に衝撃を受けた小宮アナ、曲名も分からぬままショップに行って店員に口ずさんでCDを購入した、という流れで…

    小宮私たちのリアリティ、生活実感って表せなくなってたんですよ。そこにユーミンとかサザンとかが出てきて、これだよっ!って思えたんですよね。そんな感じがやっぱり小沢さん(の曲)を聞いた時に(これだよっ!って思えた)。私のリアリティとはちょっとずれてますけどね。」

    小沢「(嬉しそうに)いやそんなことないですよ、全然。僕、絶対ずれてないですよ。小宮さんのそういうリアリティとかと。自信があります。」(中略)

    久米「自分の中にあるものを表現したいのか、人に何かを訴えたいのか。つまり自分が満足したいのか、人に何かを訴えたいのか、どっちなの。」

    小沢「自分が満足したいでは、ヤッパないですね。それは聞く人がいて、僕がいて、きっと何か同じそういうリアリティじゃないけど、そういう何かが『あっ!』と一瞬でもいいから感じられるようなものを創ろうと思っていて、それが別に年齢とか性別とか住んでるところとかで、その『あっ!』と思うところが別になるとは僕は思っていなくって。そんな人間、100年くらいでそんな変わらないだろうと思ってるんで。…テヘッ!真面目ですね(笑)。」(以上、引用終)

    category:Music | by:坂本ヒロミツcomments(0)trackbacks(0) | -
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