ゲームセンターみたいに手に入らなかったオザケン(2016年1月20日 渋谷クアトロ)

2016.01.21 Thursday 23:30
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    「えぇ〜!オザケン、クアトロくるの?! えぇ〜!」と私は悶絶するのであった。一昨日、ゲリラ的に貼られた「小沢健二 魔法的 あす1月20日午後3時 渋谷クアトロ」のポスターに「…えぇ〜!」と信じられなかった。
    渋谷クアトロ(オザケン告知)

    オザケン、小沢健二…といってもピンとこない人も多いと思う。新宿から渋谷に若者のカルチャー(死語か?)など「都会の重心」が移ってきた頃、「渋谷系」という音楽が渋谷HMVなどを中心に世界へ向けて発信されていた…というと、すんごいmovementだったように感じるだろう。

    あ、いや実際すごかったんだけど、本当にコアなファンしかその良さが分からなかった、というのが正直なところだろう。

    オザケンの在籍した Flipper's Guitarが解散する時まで、周囲でオザケンのこと話しても「恋とマシンガン」以外の話は●呂くんしか通用しなかったもんなぁ。彼のことをデビュー当時から 「いいよっ!」と教えてくれた●呂くんには今でも感謝してるヨ。

    今まで記事にしてきたように、オザケンが表に出てくるのは本当に珍しい。当時の彼いわく「紙には強いが、電波にゃ弱い」と自己評価をしていたもんね。電波でTVにうつる彼は居心地やらバツが悪そうだった(それがファンにはたまらなかったのだが)。

    時代が変わり今は TwitterなどSNSで情報が拡散するから、大手TV局の媒体が必ずしも必要ではなく彼も動きやすい時代になったのかもしれないネ。最近、The Yellow Monkey も SNSをうまく使って復活劇を果たしたみたいだし、ね。

    かくいう私も昨日、浮き足立つ思いを胸に昼の休憩時間を利用して渋谷へ向かいました…が、車内で「渋谷クアトロ 小沢健二」とTwitterをチェックしたら「午前中で整理券配布を終了」と…「うぉぉ〜!」と遠吠えをしつつ、念のため現地へ向かいました。
     
    うん。残念だったね。一部、雑誌『オリーブ』に影響されていたのかな?と感じさせるファンやら並んでいる人々の姿を、微笑ましく観察しながら写真には収めてきたよ。記念に。顔が判別できないようにあえて荒い写真をのせときます。

    渋谷クアトロ(オザケン待ち)
    道端からクアトロを見上げて「あぁ、今ここにオザケンがいるんだなぁ。」と感慨にふけりながら、私こんなことを自己憐憫的にオザケンに語りかけてみたヨ。
     
    「ねぇ、渋谷も変わったね。LOFTができたばかりの渋谷は良かったよね?
    雑誌ポパイとか渋谷の特集が盛り上がっていてさ。」

    ダメなものはダメ、入場できないんだから…と記念に様変わりしてしまった渋谷HMVに立ち寄り、雑誌『ストレンジデイズ』2016年3月号、デヴィッド・ボウイの特集号を購入してきたよ。ボウイが亡くなる直前に書かれたため、冷静な内容の記事に興味深く目を通した。

    途中「渋谷も新宿のようにますます猥雑さが増してきたなぁ」と感じて、最近出たスガシカオの新作『THE LAST』の曲「アストライド」の歌詞を思い返していた。
     
    「ねぇそれ、この前 渋谷のゲームセンターで取ったやつでしょう?」
    本当に欲しいものは そう簡単には手に入ったりしない
    「あともうちょっと」って 何度も手を伸ばしたんだ
    まるでぼくが諦めかけていた あの夢に届く気がしたんだ
     
    …う〜ん、オザケン。
    手を伸ばしたんだけど、ゲームセンターみたいに手に入らなかったなぁ笑
    ライブには行くぜ!
    於渋谷(2016年1月20日)。

    スガシカオ「アストライド」

    category:Music | by:坂本ヒロミツ | - | trackbacks(0) | -
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